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技術コラム

第1回 現場加熱式袋詰特殊合材― アスコンライト ― イメージ画像

●アスコンライト

舗設時にバーナー等で加熱・混練後、転圧、冷却する工法で、高い強度とすばやい硬化を実現した、現場加熱式特殊合材。

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現場加熱式とは?

今までの常温合材は袋から出してそのまま転圧する施工方法でしたが、
アスコンライトは現場でバーナー等を用いて加熱してから転圧する施工方法となります。

加熱しないほうが簡単に施工できて良いのではないですか?

道路管理者の考え方にもよりますが、短期間のうちに本復旧するというような場合ですと今までの常温合材でも構わないと思いますが、本復旧までかなりの期間補修部分を維持されたいような場合は、今までの常温合材以上の強度が必要になります。

このため、強度を増すとともに長期間保存が効く袋詰めの合材として開発されたのがアスコンライトというわけです。
また、施工後に水で冷却すれば、加熱合材と同様に交通開放直後から強度が出るので、復旧直後に飛散することもありません。

どの位加熱すればいいのですか?

アスコンライトの特徴として加熱することでその性能を発揮するようになっていますので敷設した下部まで十分熱が通っていないとその性能が十分発揮されません。

転圧時の温度が110℃以上になるよう加熱してください。アスコンライトの表面にオレンジの炎が出ると加熱しすぎですのでご注意ください。

 

イメージ

バーナーの炎の温度は先端部で900℃
やや内部が一番高く1300℃程度で、この部分で加熱するのが一番効率的です。写真のように炎がある程度広がるような距離を保ちながら加熱してください。

実際施工後どのくらい持つのでしょうか?

施工箇所の交通量等に左右されますが、1年以上たっても剥がれることもなく施工当時と変わらない
という事例も数多くございます。

試験数値

(2016年10月)

安定度:

11.3〜12.1(kN)

フロー値:

27〜32(1/100cm)

BKK www.bkk.co.jp

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